ハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品より「マッチ売りの少女」「雪だるま」「人魚姫」を1つのプログラムに集約した、ナレーションと音楽、映像によるオリジナルのコンサートです。
柔和なタッチの色彩絵と、豊かな想像力を生み出す音楽は、アンデルセンの世界観を彩り、情操を育む作品として親子でお楽しみいただけます。
世界中で愛されているアンデルセン童話は、デンマークの作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンによる物語集です。代表的な作品には『人魚姫』や『裸の王様』、『雪の女王』、『みにくいアヒルの子』があり、これらの物語は、単なる子ども向けの物語ではなく、大人に対しても深いメッセージ性を持っています。人生の悲哀や希望、愛と自己犠牲、社会の不条理など、普遍的なテーマが描かれており、読者に考えさせられる内容です。アンデルセン童話は時代を超えて、多くの人々に影響を与え続けています。今回はそのアンデルセン童話の一部を普段と少し違った「体験」としてコンサートをお楽しみください。
舞台はクリスマスの夜、一人でマッチを売る貧しい少女がひとり外で体を休めています。指先を温めるため、彼女が灯した火が、物語の始まるきっかけとなります。
「雪だるま」はストーブに憧れを抱くスノーマンの物語です。彼は自分が暖かさに触れれば溶けてしまうことを知らず、春の到来と共に消えていきます。儚い夢をテーマにした作品です。
「人魚姫」は、海に住む人魚が、人間の王子に恋をする物語です。人魚姫は王子と結ばれるため、魔女の助けを借りて声と引き換えに人間の姿を手に入れます。
「子どもといっしょに聴きたいコンサート」シリーズはこれまで、子ども向けの物語・音楽作品の意図を汲み、オリジナルのナレーションと生演奏と映像で、親子が楽しめるコンサートとして開催してきました。これからも独自性の高いプログラムが提供できるよう、プロフェッショナルなアーティストと共に新しい作品づくりを目指しています。
札幌市出身。東京音楽大学声楽演奏家コース卒業、同大学院声楽専攻オペラ研究領域修了。在学中、給費奨学生に選ばれる。サントリーホール オペラ・アカデミー第6期修了。 第6回江戸川新進音楽家コンクール第1位、第34回ハイメスコンクール最優秀賞、令和4年度札幌市民芸術祭新人音楽会にて大賞並びにオーディエンス賞を受賞。北海道二期会創立60周年記念公演「こうもり」アデーレ役、hitaruオペラプロジェクト「ドン・ジョヴァンニ」 ツェルリーナ役で出演。川原敦子、釜洞祐子、G.Sabbatiniの各氏に師事。江戸川演奏家協会、ハイメス、北海道二期会各会員。
札幌市出身。市立札幌旭丘高等学校を経て、東京藝術大学卒業。第13回文化庁/日本演奏連盟主催新進演奏家育成プロジェクト・オーケストラシリーズにて札幌交響楽団と共演。国内でのソロリサイタルをはじめ、ナンシー国際アカデミー、フレーヌ音楽アカデミー(フランス)でのコンサート出演、「ブダペスト春の音楽祭」(ハンガリー)に出演しソロリサイタルを行うなど、これまでに数多くの演奏会に出演。また、アンサンブルピアニストとして多くの演奏家との共演や、アウトリーチ活動、ラウンジ演奏など幅広い演奏活動を行う傍ら、後進の指導にも力を注いでいる。これまでに、ピアノを浜田典子、佐藤睦美、橘高昌男、植田克己、室内楽を加藤洋之、玉井菜採、ピアノデュオを角野裕、フォルテピアノを小倉貴久子の各氏に師事
北海道教育大学大学院教育学教科教育専攻美術教育専修絵画分野 修了。画家。秋田県出身、北海道(興部町)在住。動物や不思議ないきもの・植物が息づく、物語のような絵を描く。道内外のギャラリーやホテル、お菓子屋、美容室など様々な場所で絵の展示・販売を行う。また近年、窓ガラスをつかったライブドローイング(装飾)活動や子どもを対象に木育や絵のワークショップ活動をはじめる。 企画展「夢魔とポエジィ」/mima,三岸幸太郎美術館(2018)。北海道新聞「日曜文芸」7-9月挿絵カット担当(2018)。企画展NorthernArts Collaboration2019 in Tampere -A New Case – /フィンランド(2019)。『issue sweets lab』POP UP用イラスト原画担当/株式会社TREASURE IN STOMACHL(2019)。絵画依頼/医療法人社団 のえる小児科(2023,2024)
福岡県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻卒業。日本声楽家協会研究所研究科をソロ試験、アリア試験ともに一位で修了。同研究所研究員プリーマ在籍。ソーナ・ガザリアンのマスタークラス修了。日本アカデミー准会員。BS-TBS「日本名曲アルバム」に『杜の音シンガーズ』のメンバーとして出演。日本武道館や東京国際フォーラムにて行われた『音楽朗読劇READING HIGH』の作品にボーカルアンサンブルとして出演。これまでに声楽を田中純子、伊原直子、島崎智子の各氏に師事。 ウィステリアホール『子どもといっしょに聴きたいコンサート』では、構成・脚本、ナレーションとしてシリーズ第1回目より携わっており、物語の世界を自由に豊かに想像できる、子どもから大人まで楽しめる演奏会づくりを目指している。 一児の母。息子との絵本タイムが毎日の楽しみのひとつ。
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